たかが布、されど布なのです。
水洗い洗車、水を拭く、ポリッシングリキッドでの磨き、乾拭き、車のアフターケアに欠かせないアイテムの一つとしてクロスが上げられます。
当たり前ですが、前記の作業を行う際に必ずボディに直接触れるクロスは、クロスの良し悪しで、ボディを綺麗に出来たり、キズまみれになったりします。
市場では様々な商品が販売されておりますが、行う作業に応じてそれぞれ守備範囲が違ってきます。
よく見かける商品としてＰＶＡの水拭き用クロスがあったりしますが、ボディの引っかかりが強かったりして好みが分かれるところです。
その他よく見るものとしては、セルローススポンジ系の吸水クロス。　こちらは吸水性が抜群で、引っかかりも少ないのですが、いかんせん耐久性に難があります。
最近はマイクロファイバー製のクロスが多く出回っており、水拭きはもちろん、乾拭きやポリッシングリキッドでの磨きも守備範囲に入り、また耐久性もそこそこあり、今のところはマイクロファイバーの独壇場と言えるのではないでしょうか。
ただ、マイクロファイバークロスも非常に多くの商品がありますので、柔らかく、掻き取り性能も高く、尚且つ吸水性にも優れている物を１発で選ぶのは至難の業です。　柔らかすぎてもまた使い勝手が悪いですし、ゴワゴワと固い物ではボディをキズ付けてしまって話になりません。また、ＷＡＸ等の油分を拭き上げたい時に、全然掻き取りが悪く延びるばかりでも話になりませんし、ものすごく高価なクロスでも使いにくいかと思います。
塗装面は想像以上に柔らかいものです。　効率のいいカーケアの実現のために、また、大切なお車を守るために、是非良いクロス類を使ってあげてください。

その他、ボディ面に付いたキズ・汚れ・様々なダメージのメカニズムや修復の方法・対策をカーケア道場にて詳しく解説しています。 大切なお車のカーケアライフに是非お役立てください。