トップ > プロが教えるカーケア道場 > 店長カーコラム > 最近のカーコーティング事情 vol.04

最近のカーコーティング事情 vol.04

時代の流れとともに変化してきたコーティング/WAX~ポリマー~ガラスコーティングの時代へ…

では本物は?

費用がかかってしまう

本物であり尚且つ最高のコーティングをプロの技術で車に施工してもらうのは、できる限りの最高の状態で維持するのにはベストな選択とも言えますが、それに対する時間と労力、そのクオリティの代わりにそれなりの費用がかかります。
新車ならまだしも中古車ならば下地処理と言われる、ツヤを出したりするための磨き作業を行い、一般的なガラスコーティングならば車の大きさや状態にもよりますが、5万~10万ほどかかります。その初期費用をかけてコーティングして、適度なところでクリーニング等のメンテナンスを行っていくとコストがかかってしまいます。

完全無欠とはいかない

今現在、どんな高価なコーティング加工でも、一度コーティングするともう何もしなくてもよいコーティングは存在しません。磨耗してしまったり表面に付着する汚れがあったりと、どんなコーティングでも完全無欠というわけにはいかないのが現状です。

そんな発想から

できればコストをかけずに

どうやっても、完全無欠にする事は不可能なのですから、やがては再コーティングが必要です。
そうなれば、できるだけコストをかけずに今現状での最高のコーティング加工をしたい、と思う事も多々あるでしょう。
「コスト」「愛車の保護」を両立することを考えると、自分の手で愛車を守っていく、という発想が浮んできます。
専門の機材を使ったプロが施す「下地」「コーティング」システムまでには行かないまでも、それに一歩づつは近づいていくはずです。
エバーグレイス ボディリバイブシステムは、皆様のニーズに合わせてお使いいただければと思います。
また、それに見合うケミカル用品、コーティング剤は、どんどんご紹介していきたいと思います。

合わせて読みたい

カーケアプロの方程式!

カーケアプロの方程式!

孫子の兵法より学ぶ

孫子の兵法には「彼れを知り己れを知れば、百戦殆うからず」とあります。 大まかに言うと、敵を知り抜き、自分の力を的確に把握すれば百回戦っても負けはしない、という意味を持っています。 短いフレーズですが、実にどの時代の何にでも通ずる的確な言葉だと思います。これは日常生活やビジネスにも通じ、また、カーケアにも同じく通ずるものがあります。

最近のカーコーティング事情 vol.02

最近のカーコーティング事情 vol.02

時代の流れとともに変化してきたコーティング/WAX~ポリマー~ガラスコーティングの時代へ…

ガラスでコーティング? コーティング加工の良し悪しを計る上で一番大事な事は、まず石油系溶剤のコーティング剤であるか、そうでないかを見極める必要があります。 最近、無機系と呼ばれるコーティング剤が出回るようになり、上記のような石油系溶剤のコーティング剤と区別するようになってきました。無機系の代表的なものとしてガラスコーティングがこれにあたり、「石油系のコーティング剤だと酸化するので、酸化しない無機質であるガラスでコーティングします」というキャッチフレーズでよく出回っています。